2005年返還済み


日章旗

元の持ち主名 野呂田金次郎
沖縄より無事復員されたが、1978年に死去
2005年1月、北海道のご遺族に返還

多摩市の藤沼陽子様のご依頼による。
アメリカ人のご友人の祖父(故人)が
1945年に沖縄から持ち帰られたもの。

 


笠置山丸船長之印

笠置山丸は旧三井船舶所属の貨物船であったが、戦時中海軍に徴用され
1944年11月、フィリピンにおいて座礁し、さらに米軍の空襲を受け、
大破。猪内十一船長以下乗組員42名が戦死

これは個人の所有物ではなかったので、「戦没した船と海員の資料館」
(神戸市)に寄贈、同館で展示していただくことにした(2004年3月)

2004年8月9日放映のNHK総合テレビ「かんさいニュース1番」で
この船長印のことが報道されました。

 


写真

元の持ち主名  藤本勇

藤本勇様は、1938年、近衛歩兵第三連隊に入隊されたが、その後除隊、1954年に死去

2005年3月、兵庫県のご遺族に返還

 


日章旗


元の持ち主名 佐々木正敏
海軍軍人だったが、1945年3月硫黄島で戦死

2005年5月、岩手県のご遺族に返還

岩手日報。日本経済新聞に掲載されました。

 


日章旗

元の持ち主名 稲垣良夫
稲垣良夫様は予科練出身の特攻隊員。特攻機で出撃中エンジン不調によりにより不時着、無事生還されたが、2004年に死去
2005年7月、ご遺族の事情により、母校の愛知県立新城高等学校へ返還歴史資料展示室に展示していただくことになった。

左の写真はアメリカ・インディアナ州の照屋優子さんから新城高校の教頭、
夏目安勝さんに渡された日章旗。

東愛知新聞、中日新聞に掲載されました。

 


日章旗

元の持ち主名 不明
アメリカ・ケンタッキー州のWilma Norris様の義父が第二次大戦中
フィリピンのレイテ島で入手されたもの。
滋賀県甲賀市のご調査により「寺庄青年学校」の文字と寄せ書きの氏名から、
元の持ち主は現在の甲賀市甲南町寺庄のご出身と判明した。
甲賀市寺庄地区で歴史的資料として保管していただくことになり、

2005年8月、Wilma Norris様から甲賀市へ返還

 


黒帯

元の持ち主名 佐藤一雄
1944年2月、マーシャル群島のクエゼリン島にて戦死
2005年8月、福島県のご遺族に返還

 


軍事郵便貯金通帳


元の持ち主 吉野 鉄治

アメリカ・カリフォルニア州在住の安田晶子様からのご依頼による。
2005年10月、安田晶子様から長崎県のご遺族に返還。

 


日章旗


元の持ち主名 大津 勝

元陸軍士官であったが、残念ながら1945年4月ビルマで戦死された。
享年27歳。

2005年11月アメリカ・インディアナ州の Robert Ward様から
静岡県のご遺族に返還

 


軍隊手帳

元の持ち主名 服部冶一
無事復員されたが、1976年に死去

2005年12月、愛知県のご遺族に返還

 


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