2008年 returned


日章旗
元の持ち主名 不明
アメリカ・サウスダコタ州のGailBriesemeister様の、海兵隊員で沖縄の攻略に参加した義父が戦場から持ち帰ったものと思われる。

「熊商三々会」と書かれているのを手がかりに調査したところ、寄せ書きの署名から、元の持ち主は旧制熊本県立商業学校(現:熊本県立熊本商業高等学校)の卒業生に間違いないことが判明。ただ氏名は特定できないので、同校へ返還、生徒に戦争を語り継ぐ教材として保管されることになった。

2008年3月、GailBriesemeister様から熊本県立熊本商業高等学校に返還


 

はがき・写真 他
元の持ち主名 菊川利矩
アメリカのChris Geise様からのご依頼による。フィリピンと中国に従軍した元海軍の父上の遺品の中に.、写真・P019といっしょにあった物。
菊川利矩様が福岡県にご健在であることが判明。中国の山西省で終戦を迎えた時に没収されたものと思われるとのこと。
2008年3月、ご本人に返還


 

 

日章旗
元の持ち主名 遠見石仁平
アメリカのマイケル・オシェア様からのご依頼による。父上が南太平洋の戦場から持ち帰ったもの。
遠見石様は静岡県出身、歩兵第229連隊の伍長でしたが、ビスマルク諸島ニューブリテン島にて戦傷死された。
2008年7月、マイケル・オシェア様から静岡県のご遺族に返還

 


青年学校手帳
元の持ち主 齊藤学冶
アメリカ・ハワイ州のBrian Alexander様からの依頼による。第二次大戦に従軍した祖父が硫黄島から持ち帰られたもの。
斉藤様は北海道鶴居村の出身で、硫黄島において戦死、享年21歳。
北海道の南部美孝様およびハワイのボース朋子様のご協力により、2008年7月、Brian Alexander様から北海道のご遺族に返還。

 


 

写真
元の持ち主名 中上初美

04の左側の兵士と05の右端の兵士は、当時近衛歩兵第一連隊十一中隊に所属されていた中上初美様と判明。その後満州へ出征され、無事復員されましたが、57歳で亡くなりました。

2008年8月、神奈川県のご遺族に返還

 


 

 

日章旗
元の持ち主名 小山 三郎
アメリカ・オハイオ州のグレゴリー様からのご依頼による。
父上が硫黄島から持って帰られたとのこと。
小山様は新潟県出身、 独立歩兵第309大隊の軍曹でしたが、
硫黄島で戦死されました。

2008年9月、厚生労働省を通じて福島県のご遺族に返還

 


 

 

日章旗
元の持ち主名 大熊武雄
米国ノースカロライナ州在住の浜岡真貴子様からのご依頼による。知人の元米海軍軍人がフィリピンで預かったもの。
大熊武雄様はフィリピンのルソン島で戦死されました。
千葉県四街道市議の大熊文夫様のご協力により、
2008年11月、千葉県のご遺族に返還

 


 

ノート
元の持ち主 一戸惣一
アメリカのPeter Lord様からのご依頼による。

2008年11月、Peter Lord様から青森県のご遺族に返還

 


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